Interview 02
2020年中途入社
レストランサービス
田中 果可子 Rikako Tanaka
―3年前、異業種からの転職。キャリア採用で入社した後、前職の経験を活かし、日々目の前のお客様とコミュニケーションを楽しみながら、ポジティブドリームパーソンズ(以下PDP)の企業理念を体現している人の一人。
学生時代のアルバイトと前職、どちらも調理職だった為、お客様の前に出ることはありませんでした。経験を積み、お客様の接客を任されていく中、私の作ったケーキを嬉しそうに見るお客様の姿や、購入して喜ぶ表情を見て「表に立つ仕事をやってみたい。」そう思うようになり、サービス業への転職を決意しました。
パティシエの経験を経て気付いた、接客業の面白さ
製菓専門学校を卒業後、20歳からパティシエとして横浜のパティスリーで働いていました。パティシエと言っても1年毎に持ち場が変わり、4年目に経験したのがお客様と関わる仕事。オーダーされたケーキのプレートを書くセクションに就きました。ケーキの製造を担当していた頃は、厨房内で黙々とケーキ作りに取り組んでいたので、ケーキを選ぶお客様の表情や、どんな思いで選んでいるのかという背景が何も見えていない状況でした。4年目にはいると、お客様の接客をメインで任されるポジションにつきました。
お客様のお好みのプレートタイプ、メッセージ内容のヒアリングから、オーダーいただいた絵のデッサンなど、お客様の思いに直接耳を傾けて伺い、自分の手で形にしていくこと。贈る相手のお話しを伺う中で、「人と関わる仕事はこんなにも楽しいのか。」「自分には接客が向いているかもしれない。」そんな思いが芽生え始めました。
完成したプレートを見せた時のお客様の表情は、これまで厨房内で製造していた頃には見た事も無く、対面で感情を受け取れる仕事こそ、私がやりたい仕事。そう気付きを得る事が出来ました。
丁度その頃、大手百貨店など、パティスリー外での販売担当も任されることに。大勢のお客様と触れ合う機会が訪れ、パティシエとして、製造・販売・接客とキャリアを積み重ねていく中、より多くのお客様と関われる仕事「サービス業」への転職を思い切って決意しました。
顧客体験が入社の決め手。後輩育成で手掛けたい事とは
PDPともう1社、どちらかへ入社を決めようと思っていた頃、家族との食事にPDPレストランを選び、利用したことがあります。何気なく利用した際のサービスに衝撃を受けました。働いているスタッフ全員が、お客様のことを大切にしている。お客様への想いが伝わってきたんです。『感動で満ちあふれる日本を創ってゆく。』という企業理念をまさに体現していると感じ、「私がPDPに入社が決まれば、きっとこの店舗で働くだろう。この仲間と働いてみたい。」そう気持ちが動いたのを覚えています。
入社から3年が経った今、自店舗には後輩が増えてきて育成に携わる事も多くあります。指導したことを覚え、成長していく後輩を見て、教えがいもあり自身のスキルアップも目標に描くようになりました。私がPDPに入社する前に感動するサービスを体験したように、ご来店いただくお客様一人一人に、些細なことでも感謝や感動を与えられるサービスマンになりたい。そんな風に思いながら、今は後輩育成と自身のキャリアを描いています。
キャリアアップが叶う場所
人前に出てサービスをした経験がない。ワインやアルコールの知識も浅く、お客様の前に立てるのだろうか。入社した頃の私は、サービスマンと呼べるほど知識もありませんでした。それが、1~2年経ち後輩に指導できる立場になる。これは、PDPの育成制度だけに限らず、自身で掲げる3か月後に達成したい目標を追う姿勢が非常に重要だと感じています。私自身、この目標を達成することがモチベーションでもあり、先々の自分のキャリアは自分次第だということ。これを肝に銘じて働いています。
目標を設定し、上司と面談する。これを3ヶ月毎に行う会社は他にもあるのでしょうか?実際に、自分で設計した目標を達成するとステージが上がり、その結果給与にも反映される。完全コミット制のこのシステムを、入社した頃は物凄い仕組みだな!と思いました。自分の立てた目標をコミットして、達成する。すると給与が上がる。この原動力で仕事をもっと頑張ろう!と思う意欲に繋がると私は考えています。その上で、どんどん新しい取り組みにもチャンスを与えてくれる会社がPDPです。やりたいと思った事に、ひと言目で反対されることはありません。その目的や目標を上司が聞いてくれ、しっかりとその先まで設計した上で、任せてくれる環境がある。これこそが、本当のキャリアアップに繋がるのかなと私は思います。
PDPに入社した頃の自分よりは、今は成長した人間になっていると思います。私はこれからも、この原動力を糧に感動を与えられるサービスを提供していきます。