Interview 04

2012年新卒入社
エグゼクティブマネージャー
ゼネラルマネージャー

中村 亮太 Ryota Nakamura

中村 亮太

#いつか組織を動かす存在へ

「就職活動では“挑戦できる会社”を基準に探していました」と語るのは、人財開発室、ウェディング・レストラン・コーポレートにおけるマーケティング&ブランディング室のエグゼクティブマネージャーを務める中村亮太だ。2012年に新卒入社し、今年で14年目を迎える。

「世の中に広く影響を与える人になりたい、お金持ちになりたい、有名になりたい。10代の頃からそういった願望があり、経営者になりたいと思っていました」。
上昇志向の強い中村は、PDPに採用が決まった時点で「3年でユニットマネージャー、5年でゼネラルマネージャーになる」という確固とした目標を持っていた。

その原点は、高校生時代に経験したアルバイトにあった。当時中村は、美容室、うどん屋、バー、イタリア料理店など、多様な業種で働いていた。アルバイトを通じ様々な人に出会う中で、バーに訪れる経営者や、格好よく見える大人には共通点があることに気がついた。それは、「仕事に本気で取り組んでいるかどうか」の差だったという。
自分も本気で仕事に取組み、格好いい大人になりたい。いつか組織を動かす存在になりたい。そうして挑んだ就職活動で、PDPと出会った。

「僕は“職と食”が好き。レストランでアルバイトをしていた頃から、食に関わる仕事に就きたいと思っていました。誰かと一緒に楽しむ食事に魅力を感じていたから、PDPが掲げる感動創出の考えにも共感できた。自分の好きなこととリンクする部分が多く、かつ、挑戦させてもらえる環境があったので、PDPに入社しました」。

14年続けてこられた理由も、この“挑戦”にあった。

「会社がどんどんチャレンジを推奨してくれるから、飽きることがないですね。やりたいけどできない、という葛藤は一度もありません。僕は経営者になるのが夢だったけど、PDPは色んなことに挑戦させてくれるから、独立する必要がないくらいです」。

かつて憧れた「格好いい大人」を目指し、自ら挑戦の舞台を切り拓いてきた中村。彼にとってPDPは、単なる勤務先ではなく、夢を叶えるための最高のフィールドなのだ。

現場主義で「勝てるチーム」を作る

常にアグレッシブな中村でも、エグゼクティブマネージャーへの道のりは決して平たんなものではなかった。2012年、神戸の会場でウェディングプランナーとしてキャリアをスタートし、その後長崎へ異動。2015年には神戸に戻り、その年の5月、ウェディング部門のユニットマネージャーに抜擢された。

昇格した喜びもつかの間、就任から8ヵ月間連続で目標未達成という、厳しい結果が待ち受けていた。今まで磨いてきたウェディングセールスの腕を発揮するも、お客様の来館数は厳しいばかり。中村は一念発起し、「お客様が本当に求めていることは何か」を改めて見つめ直したと語る。

「当初は“海の見える会場”として眺望を売りにしていましたが、成約されたお客様の声を聞くと、実はチャペルが決め手になっていたことが分かりました。思い切って広告のキービジュアルをチャペルに変更したところ、来館数が回復。11ヵ月連続で目標も達成し、集客力を会社に認められるきっかけにもなりましたね」。

集客力向上のため、中村は絶えず試行した。
当時、ウェディング部門は女性メンバーの活躍が目立ち、「新婦の気持ちに理解と共感を表す」接客が主流だった。そこで中村は男性ならではの接客方法を模索するべく、西日本に在籍する男性メンバーを集め、勉強会を開催。お客様に会場の魅力を教える「ティーチング」をさらに進化させ、競合他社と比較した上で“自会場の魅力をいかに大事と思えるか”へ導いていく「リーディング」の技法を編み出した。

勉強会が功を成し、自身だけでなく後輩の男性メンバーも頭角を現していった。「勝てるチーム」が次第にできあがっていく中で、忘れられない思い出があるという。

「ある時、ユニットマネージャーが集まるミーティングで不満を言いました。“もっとウェディング部門に協力してくださいよ。その方が会社の利益も上がるのに、なんでやってくれないんですか”と。すると当時可愛がってくれた先輩が一言、“だって俺、お前のこと嫌いだもん”って」。

相手のことを考えず、自分の主張を押し通そうとする中村への、愛のある叱咤だった。
「その時ハッとしました。一緒に仕事をする人の気持ちを全然考えられていなかった。同じ志を持つ先輩に言われたので、心に響きましたね」。

この手痛い教訓が、彼を真のマネジメントへと突き動かす原動力となった。

挫折の淵で見つけたPDPの愛

2016年1月、舞台は東京へ。ゼネラルマネージャーとして、『RESTAURANT LUKE with SKY LOUNGE』(以下、LUKE)へ異動となった。その際、当時の上司が東京メンバーへ“申し送り”をしてくれたのだという。中村の人となり、得意なこと、苦手なことなどを事前に情報共有し、馴染みやすい環境を整えてくれた。「あとは頑張れ」と背中を押され、PDPの人の温かさに感動したと語る。

中村はマネージャーという立場ながらも、新規接客に立ち続けた。「自分の集客力と営業力に自信があった」と語る通り、LUKEの集客数もアップ。当時はハーフコースが主流だった試食をフルコースに変えるなど、大胆な施策が実を結んだ。

「ユニットマネージャーになった時、裁量が増えてすごく嬉しかったのを覚えています。ゼネラルマネージャーはもっと楽しいんだろうなと思い、自然と次のステージを目指しました。僕の根っこにあるのは“面白いことをしたい、糧になることをしたい、成長したい”という想い。昇格して任される範囲が広がるのは、喜ばしいことでした」。

2018年1月には当時6店舗の提携店を持つアライアンス室へ異動し、組織作りに明け暮れる毎日を送った。集客はできていたものの、LUKE時代の「自分が接客に出る」やり方が通用せず、メンバーの育成に悩んだという。入社してはじめて「PDPから逃げたい」と思った。

「アライアンス室で成績が下がるにつれて、PDPを辞めようという気持ちが大きくなっていきました。上司との面談で退職を申し出ようとしたら、“負けを認めろよ。負けを認めずに、次のことをやろうとするな”と叱られて。挑戦したいと言い続けていたくせに、僕は逃げようとしていたんだなと気づかされました」。

「実はLUKEからアライアンス室へ異動になった時も、LUKEでもっと色々なことをやれたのに…と悔しい気持ちがあって。瀬戸さん(役員)との面談で涙ながらに話したら、“悔しい思いをさせて申し訳ない”って瀬戸さんも涙していて。ここまで向き合ってくれるのかと、心を打たれましたね」。

PDPでは、いつも誰かが厳しくも温かい指導をしてくれる。愛のある拒絶をくれた先輩、環境を整えてくれる上司、逃げ道を塞いでくれた上司、そして涙してくれた役員。中村の歩みは、PDPという組織が持つ「人の温かさ」と「プロとしての厳しさ」を体現していた。

業界の未来を底上げする新たな野望

2020年、中村は心機一転し、ウェディングマーケティング&ブランディング室(WMB室)へと配属された。彼が得意とする集客力が認められ、全社のウェディングを統括する部署での再スタートとなる。後に商品企画室も統合され、中村の新たな挑戦が始まった。

しかし同年4月、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令。結婚式のキャンセルも相次ぎ、コロナ対策に翻弄される日々が続いた。数字上の成績だけでなく、“結婚式のありかた”そのものを見つめ直すきっかけとなる。リモートで参加できるオンライン結婚式を始めるなど、ありとあらゆる手を尽くした。

その後、コーポレートマーケティング&ブランディング室(CMB室)のゼネラルマネージャーを兼任。2021年にはエグゼクティブマネージャーに就任し、現在は人財開発室(以下、人財)の領域にまで職務範囲を広げている。

「HRM(Human Resource Management)を担う人財開発室の業務内容は、マーケティングやブランディング領域と共通点が多いので、自分の知見を活かせると感じました。例えば企業説明会はブライダルフェアと似た性質を持つし、転職サイトがあるようにブライダルサイトもある。面接官とウェディングプランナーの役割も似通っています。更に人事制度設計における思考プロセスもマーケティング戦略を組み立てる流れを転用できます。会社全体のことも考え、自ら“人財開発室もやります”と提言し、実際に任せてもらえることになりました」

「人財開発室担当として、PDPには挑戦や成長を楽しめるチャレンジングな人に来てもらいたいですね。個人の成長が企業の成長に繋がり、いずれ社会に影響を与えていく。PDPの感動創出というビジョンに共感する人と一緒に、日本という大きな山を動かしていきたいです」。

さらに、中村は今後の展望を語った。
日本には、他国にはない観光資源が多く存在している。インバウンドビジネスが高成長を遂げている今、サービス業・ホスピタリティ業の担い手確保は重要な課題だ。しかし、人口減少で働き手が減っているだけでなく、業界の社会的な立ち位置も見直す必要がある。そのためにはサービスに高い付加価値を与え、利益率を上げ、サービス業・ホスピタリティ業の地位を上げていく取り組みが不可欠だ。

かつて「格好いい大人」に憧れた少年は、今、自らがその背中を見せる側へと進化した。ウェディングの一現場から始まった彼の視座は、今や日本のホスピタリティ産業全体の未来を見据えている。 目の前の一組の感動を、社会全体の価値へと変えていく。中村の飽くなき挑戦は、同じ志を持つ新たな仲間とともに、これからも加速し続けていく。

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